高齢の親や祖父母が「靴を履くのがつらい」と感じていませんか?
加齢に伴う身体の変化は、思っている以上に日常動作に影響を与えます。
特に「靴の脱ぎ履き」が負担になりやすく、外出が億劫になる原因にも。

高齢者が靴を履く際に大変だと感じる主な理由を6つ書き出してみました。
■ 高齢者が靴の脱ぎ履きで感じやすい6つの悩み

- 腰や膝を曲げにくい
- 足が上がらない
- 手指が動かしにくい
- バランスが不安定
- 足がむくみやすい・外反母趾
- 滑りやすい靴底や重い靴
腰や膝をかがめるのがつらい
加齢により関節の柔軟性が低下したり、筋力が衰えたりすることで、靴を履くために前かがみになる姿勢が困難になります。
→立ったまま履ける靴がおすすめ。
足が上がりにくい(すり足になりがち)
つま先が上がりにくくなるため、靴の履き口に足を入れるのが難しく、つまずきやすくなります。
→マジックテープで足の甲を覆うように止めるタイプのものがおすすめ。
手の動きが不自由
靴紐を結んだり、マジックテープを調整したりするなどの細かい作業が難しくなります。
→手を使わずに立ったまま履けるタイプのものがおすすめ。
バランス能力の低下
片足立ちになったり、不安定な姿勢になったりすると転倒の危険があるため、靴の脱ぎ履きに不安を感じることがあります。
→体重移動をコントロールできる形状の靴がおすすめ。
→不安定な姿勢になる時間を短縮できるようなサッと履ける靴がおすすめ。
足の形状の変化
- 足のむくみ: 夕方になると足がむくみ、靴がきつく感じたり、履きにくくなったりします。
- 外反母趾や扁平足など: 足の変形により、一般的な靴では痛みを伴ったり、フィットしにくかったりします。
- 足のアーチの低下: 足の指の機能がうまく使えなくなり、歩行の推進力が低下することがあります。
→柔らかい素材のもの、歩いた時の衝撃を和らげるクッション性のあるものがおすすめ。
靴自体の問題
- 脱ぎ履きしにくいデザイン: 靴紐タイプや、履き口が狭い靴は特に苦労します。
- 重い靴: 足への負担が大きくなり、疲れやすくなります。
- サイズが合わない靴: 大きすぎると脱げやすく、小さすぎると締め付けや痛みが生じます。
- 滑りやすい靴底: 転倒の危険性が高まります。
- 脱ぎ履きしやすい:履き口が広く、手を使わずに履ける
→自分に合った靴を見つける。試着できない場合はお問い合わせフォームを活用しましょう。
■ 高齢者の靴選びで見るべき4つのポイント

- 軽くて柔らかい素材
- 滑りにくい靴底
- 足の形にフィット
- デザインも自然でおしゃれ
軽くて柔らかい素材
重たい靴はすり足の原因になり、疲れやすくなります。
硬い素材で作られた靴も、歩くときに足の甲までしっかり使えないので足首が硬くなりむくみの原因になります。
滑りにくい靴底
ずっと履き続けている靴底はすり減ってくるので、定期的に見直すことで転倒予防につながります。
足の形にフィット
自分の足にフィットした靴を履くことで、むくみ防止やぎこちない歩き方からくる腰への負担軽減になります。
外反母趾や偏平足などの変形に対応した靴を選びましょう。


クッション性のある靴もありますが、ない場合は中敷きで調整することもおすすめです。
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かかと周辺のグラつきやブレをヒールカップが抑えます。
O脚 , 扁平足 , 外反母趾 , 足底筋膜炎 , 足底腱膜炎 などの誰もがかかえる悩みをサポートします。
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デザインも自然でおしゃれ
機能性を重視していくとどうしてもデザイン性が後回しになってきます。
履くことが楽しくなるデザインのものもあります。
自分に合った靴を見つけましょう。
高齢者におすすめスニーカー
これらの理由から、高齢者にとっては
手を使わずに履ける、履き口が広い、軽量で安定性がある、足に優しい素材
の靴などが求められます。
項目 |
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---|---|---|
脱ぎ履きのしやすさ | ◎(手を使わず履ける) | 〇(しゃがむ必要あり) 履き口が広いので履きやすい |
靴の重さ | 250g以下 | 250g以下 |
フィット感 | 足のむくみにも対応 | ストレッチ素材 クッション性のあるインソール 偏平足・外反母趾に対応 |
滑りにくさ | ◎(滑りにくい底) | 製品による |
デザイン | シンプルで日常使いに | 機能性シューズとは思えない 華やかなデザイン |
手を使わずに1秒で履けるスニーカー
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手を使わずに1秒で履けるスニーカーLAQUN(ラクーン)

- 腰や膝をかがめる姿勢が苦手
- すり足になりがち
- ”靴ひもを結ぶ”などの細かい作業が苦手
- バランス能力・体幹が弱い
お得なセット価格もあります。
ご夫婦でウォーキングをする習慣があり、二足目の靴悩まれているなら是非選択肢の一つに入れてみてください。
歩きやすさを実現した可愛いデザイン
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- 腰や膝をかがめる姿勢が苦手
- すり足になりがち
- ”靴ひもを結ぶ”などの細かい作業が苦手
- バランス能力・体幹が弱い
- デザインも大切にしたい
まとめ
高齢者の靴選びは「履きやすさ」「軽さ」「安全性」がカギ。
毎日の履きやすさと安心歩行を兼ね備えた靴を選ぶだけでちょっとしたお出かけでもストレスなく過ごせます。
高齢の家族のサポートを考えるなら普段何に困っているかを見極めましょう。
小さいことでも色々提案し、話し合って日常の不満や不安を解消するお手伝いをしていきましょう。
\すでにお持ちの靴があれば中敷きを変えるのも一つの手!/

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