かかりつけ医の見つけ方

ケアプランの作り方

認知症のある祖母の介護はどうする?

私の祖母は認知症を患っています。
介護は、認知症のタイプやその他の病気、

住んでいる地域によって色々考えることがあるようです。

まとめの図と詳しい流れです。
良かったら参考にされてください😊

かかりつけ医とは?

かいご先輩
かいご先輩

A.
地域で開業している身近なお医者さんのことです。
ふだんの健康状態や、家族のことをよくわかってくれていて、

体のことやちょっとした不安も気軽に相談できます。
介護が必要になったときも、心強い味方になってくれます。

うえのみ
うえのみ

ケアマネさんとの面談資料に

”かかりつけ医:〇〇病院、〇〇医師”

という記載がありました。

祖母にもちゃんと”かかりつけ医”がいて安心。

かかりつけ医を見つけるタイミングは?

かいご先輩
かいご先輩

A.

介護が必要になったとき!というわけではありません。

介護の様子はきっかけとなる病気や症状によって、大きく変わる!

たとえば──


その人の症状や性格に合わせたアドバイスをくれる医師・看護師・保健師など、身近に相談できる専門家を持っておくことが大切です。

特に「かかりつけ医」は重要な存在!
介護保険を利用する際には、「主治医意見書」や「診療情報提供書」などの書類が必要になります。
それを迅速かつ適切に書いてくれる医師がいれば、手続きや支援がスムーズに進みます。

かいご先輩
かいご先輩

つまり、介護が本格的に始まる前──
「もしかしてそろそろかな?」と思ったときが、かかりつけ医を見つけるチャンス
病気のこと、介護のこと、ちょっとした不安でも相談できる人を、今から準備しておきましょう。

近くに信頼できる医師がいることの安心感

かいご先輩
かいご先輩

”医療機関の選び方”
住んでいる場所によって選択肢は大きく変わってきます。

たとえば―――

東京都心…大学病院や総合病院、専門医院、診療所など選択肢が多い。
山間部…アクセスできる医療機関が限られている。

かいご先輩
かいご先輩

もちろん、病院を選ぶ際にはその施設の機能や特徴を重視するのは大切です。
しかし、医療は“人と人との関係”でもあります。
そのため、近くに信頼できる医師がいることは、何よりの安心材料になるでしょう。

大きな病院より、そばにいるお医者さんが心強い

かいご先輩
かいご先輩

介護において一番に考えたいのが

”近くで相談できるお医者さんがいるかどうか!”


大学病院や大病院…筋肉がやせていく病気(ALSなど)のように、難しい病気で介護が必要になる場合は、大きな病院が頼りになります。病気の治療に特化!
かかりつけ医…認知症や高齢による体の衰えなど、日々の暮らしをサポート。

介護は、長く続くうえに、暮らしに密着していることが多いので、
いつでも相談できる「かかりつけ医(家庭医)」が近くにいると、とても心強いです。

いつまで入院していられるの?

かいご先輩
かいご先輩

A.

たとえば脳梗塞で入院した場合、まずは”急性期”の治療が行われます。
その治療がひと段落すると、次はリハビリ中心の”回復期リハビリ病院”に移るのが一般的。

回復期の入院の目安は、およそ3カ月程度
その後は自宅に戻り、必要があれば介護保険を使った在宅サービスを利用しながら、療養生活が始まります。

身近な人が病気などで倒れたら

突然の病気やケガなどで倒れた場合、かかりつけ医がいれば、まずは相談してみましょう。
もし専門的な治療が必要であれば、適切な診療科や医療機関を紹介してもらえます。

症状が重く緊急性があると感じた場合は、ためらわずに119番で救急車を呼びましょう。

「救急車を呼ぶべきか迷う」というときは、#7119(救急安心センター)に電話。
専門の看護師や医師が症状を聞き取って、必要な対応を案内してくれます。

急性期病院での入院は原則として長期にならないため、その後の生活を見据えた対応が必要です。
自宅に戻ってからは、訪問診療・訪問看護・訪問リハビリなどの支援を受けたり、通院や通所でのリハビリを行ったりして、日常生活への復帰を目指します。

重い病気や介護が必要になったときの選択肢

どの施設を選ぶかは、症状だけでなく、地域にどの施設があるか費用面の負担家族の事情など、さまざまな条件によって変わってきます。

一人で抱え込まず相談を

かいご先輩
かいご先輩

施設の選択や今後の生活に不安を感じたら、

一人で判断せず、早めに相談窓口を利用することが大切です。

  • 身近なかかりつけ医
  • 病院の医療相談室(医療ソーシャルワーカー)
  • 地域の包括支援センター

こうした窓口では、状況に応じて施設の紹介や手続きのサポートもしてくれます。

診療所でも大丈夫?

かいご先輩
かいご先輩

大丈夫です。

もし、より専門的な治療や検査が必要になった場合には、かかりつけの医師が適切な病院を紹介してくれる体制が整っていることも多く、安心。

介護が必要な方の「かかりつけ医」としては、身近で相談しやすく
きめ細やかな対応が期待できる診療所がおすすめ。

大きな病院に比べて柔軟な対応をしてもらえることが多く
日常的な健康管理や介護に関する相談もしやすい傾向にあります。

診療所の役割…一般的な病気の診察や治療を行う。
       専門的なケアが必要な場合は、適切な検査や治療が可能な病院につなぐ。

病状にもよりますが、自宅介護が必要な人の場合、かかりつけ医は近くに診療所専門的な検査や治療は病院、と医療機関を使い分けるのがおすすめです。

認知症がある場合、かかりつけ医はどう選ぶ?

かいご先輩
かいご先輩

A.
認知症がある場合は、「認知症サポート医」や、認知症対応の研修を受けた医師など
専門的な知識や経験を持つ医師を選ぶのがおすすめ。
治療だけでなく、今後必要になる支援のことや、介護の相談もできるので安心です。

認知症のケアには専門的な知識が必要

すべての医師が認知症ケアに詳しいわけではありません。

認知症は、原因や暮らしの環境によって症状の出方が大きく変わります。
一人ひとりに合った治療やサポートを受けるには、専門的な知識と経験がある医師の存在が重要になります!

かかりつけ医と連携する「認知症サポート医」とは?

かいご先輩
かいご先輩

認知症の診療経験があり、厚生労働省が定めた研修を修了した医師のことです。

専門知識を活かして、認知症の人や認知症が疑われる人を、必要な医療・介護サービスへつなげる橋渡し役を担っています。また、地域の他の医師に対して、認知症への対応についてのアドバイスや研修も行います。

かかりつけ医と認知症サポート医が連携することで、早期の診断や適切な治療、生活面での支援がスムーズに行えるようになります。

祖母はおとなしいタイプの認知症で、要介護1、

現在デイサービスを利用しています。

頼れる人がいたおかげで今の状況に落ち着けています。

介護は突然始まるかもしれません。
でも、頼れる人がいれば、きっと乗り越えられます!

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