介護は体力だけでなく、心のエネルギーも消耗します。
真面目に向き合うほど「自分の時間がない」「常に気が張っている」と感じやすく、知らないうちにストレスが蓄積することも。
今回は、介護を続ける人が燃え尽きないためのセルフケア術を7つご紹介します。
1. 完璧を目指さない
「全部自分でやらなきゃ」という完璧主義は、介護疲れの最大の原因のひとつ。
できないことは割り切って、できる範囲でOKという気持ちを持ちましょう。
ポイント
- 家事や介護を手抜きしても「サボり」ではない
- 優先順位をつける
- 他人のやり方と比較しない
2. 介護サービスを積極的に活用する
デイサービス、ショートステイ、訪問介護などのサービスは、介護する人の休息時間を確保するためにも存在します。
「申し訳ない」という気持ちは不要です。
3. 1日15分の「自分時間」を死守する
好きな音楽を聴く、コーヒーを飲む、散歩をするなど、自分だけの時間を短くても確保します。
4. 体を動かしてストレスを流す
軽いストレッチやヨガ、ラジオ体操などは、気分転換と健康維持に効果的。
体をほぐすことで、心もほぐれます。
5. 信頼できる人に話す
気持ちを誰かに話すだけで、心が軽くなることがあります。
介護仲間や友人、家族、専門相談窓口など、安全に話せる相手を持ちましょう。
6. 睡眠を最優先に
睡眠不足はストレス耐性を下げます。
昼寝やこま切れ睡眠でもOK。できるだけ休む時間を確保しましょう。
7. 栄養バランスの良い食事
忙しい介護生活でも、タンパク質・野菜・水分を意識。
コンビニや宅配の健康食も活用して、栄養不足を防ぎます。
まとめ|介護は「続けるための休息」が大切
介護はマラソンのような長期戦。
自分を後回しにせず、心と体の充電時間をつくることが、結果的により良いケアにつながります。
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